ストレスチェックのWebプログラムを自作しました。
https://www.office-yoshijima.com/occupationalphysician/responsibility/stresscheckdemo/
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Googleフォームはアンケートやテストの作成からメールやwebサイト上(スマホにも対応)での回答、さらにはMirosoft Excelのように結果の集計・解析機能までも持ったフリーツールです。これを使って「ストレスチェック実施システム」を作ろうと思います。
1.厚生労働省webサイトから「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」と「数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法」をダウンロードしておきます。
2.Googleアカウントを持っていない方は、Googleアカウントヘルプ「Googleアカウントを作成する」をご参照ください。
3.ドキュメントエディタヘルプ「Googleフォームでアンケートを作成する」を参照しながら「職業性ストレス簡易調査フォーム」を作って行きましょう。
4.Google フォームサイトの右下の赤いプラスボタンをクリックすると下図のように新しいフォーム(無題フォーム)が開きます。
5.1でダウンロードした職業性ストレス簡易調査票からコピペをしていきます。まずは「無題のフォーム」を「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」、無題の質問を例えば「氏名」にして、右横の「ラジオボタン」をクリックして「記述式」に変更しましょう。右下のごみ箱マークの左隣の長方形アイコンをクリックすると氏名入力欄を下にコピーできます。氏名をIDなどに変更しましょう。このようにして回答者の情報入力項目を追加することができます。
6.フォームの右側に5つのアイコンが縦に並んでいます。一番上が「質問追加」アイコン、一番下が「セクション追加」アイコンです。「セクション追加」アイコンをクリックし、さらに「質問追加」アイコンをクリックすると下のような新しいフォームが形成されます。
7.「無題のセクション」を空欄、「説明(省略可)」に「A あなたの仕事についてうかがいます。」をコピペします。「質問」欄に「1. 非常にたくさんの仕事をしなければならない」をコピペし、「ラジオボタン」をクリックして選択式(グリッド)に変更します。選択肢を追加していき、1列目に「そうだ」、2列目に「まあそうだ」、3列目に「ややちがう」、4列目に「ちがう」と入力していきます。
8.ごみ箱マークの左隣の長方形アイコンをクリックして、作成した質問を下に2つコピーして、質問を変更すると下図のようになります。レイアウトはお好みで。「1行につき回答は1つ必要」をオンにすることをお忘れなく。
9.作成を終了したら、画面右上に並んでいる3つのアイコンの真ん中のアイコンをクリックすることで実際に回答する際のフォームを確認することができます。
作成したフォームはこんな感じです。
10.画面右上に並んでいる3つのアイコンの右側のアイコンをクリックすると下のような画面が現れ、回答を1回に制限することができます。回答者が行える操作にチェックが入っていると他の方の結果も見ることができるようになりますので、必ずチェックは外しておきましょう。
11.この回答フォームを置いているURLを回答者にメールで知らせることで回答してもらうことの他、メールにフォームを送信して回答してもらうことも可能です。回答は自動的にgoogleスプレッドシートに保存されます。こんな感じです。
12.googleスプレッドシートは、Microsoft Excelと同じような関数が使えます。ダウロードした「「高ストレス者」を選定する方法」に従って、「そうだ」、「まあそうだ」、「ややちがう」、「ちがう」等を数値に置き換えます。
13.これで後は集計・判定です。
高ストレス者に該当し面談を希望された方と実際に面談していて、この領域の設問は十分だけど、こちらの領域ではもっと具体的な設問とストレスの原因と症状の相関をうまく表現できる解析が欲しいなと思うことが結構あります。臨機応変な設問パターンと解析方法について今後提案していきたいです。