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雑記-快適な眠りのために

睡眠って本当不思議ですね。

30代までは一旦眠りについたら、目を覚ますのが一苦労。いくらでも寝れました。ところが最近は寝つくまでが大変。寝れてもトイレに行きたくなって起きてしまう。一旦、起きるとまた寝付くのに一苦労。何とか寝れても、目覚ましが鳴る前に起きてしまう。若いときと同じように疲れているはずなのに。膀胱がパンパンの状態でも起きなかったのに。

抑うつ状態に、特徴的な症状として、午前2時~3時ごろに目が覚めてしまうこと(中途覚醒)、朝早く目が覚めてしまうこと(早朝覚醒)があります。逆に、中途覚醒、早朝覚醒が抑うつ状態を招くのか、抑うつ状態をいっそう悪化させるかについては、はっきりしていないようです。抑うつ状態にあり、眠れない、寝れても眠りが浅い、すぐ目が覚めてしまうと訴える方に、徹夜を指示したところ、かえって抑うつ気分が改善したとの報告を見たことがあります。

20代のころは、徹夜を良くしていました。早朝、大学キャンパスや就職してからは会社の敷地内をうろうろするのが好きで、妙な高揚感を覚えたことを思い出します。

無理に寝ようとしないほうがいいのかなと思ってしまいますが、不眠を切実に訴える方にはやはり睡眠導入剤を処方してしまいます。中途覚醒、早朝覚醒が抑うつ状態を招くよりも、眠れないということを深刻にとらえることが抑うつ状態のひとつの症状のように思えますが。抑うつ状態が改善していくと睡眠の方も改善していくことも事実かと思います。本当、睡眠は奥が深いです。

医学系の本を読むより、数理系の本を読むほうがよく眠れること、プラス軽めの運動を淡々と数十分するとさらに寝やすくなることを最近覚えました。おそらく、実生活から離れた内容の読書と淡々とがいいのではないかと思っています。数を数えながら深呼吸を続けると、セロトニンの分泌が増えるらしいのですが、ジョギングのように淡々とリズムを刻む運動も効果があるのかもしれません。

このようなだらだらととりとめないことを雑記では書いていきます。

 

ストレスチェックにgoogleフォームを使ってみる(2)

ストレスチェックのWebプログラムを自作しました。
https://www.office-yoshijima.com/occupationalphysician/responsibility/stresscheckdemo/

ストレスチェックにgoogleフォームを使ってみる(1)で作成した「職業性ストレス簡易調査フォーム」をメールに送信しタブレット端末から回答してみました。マークシートで57項目に全部回答するのって結構時間がかかりませんか。googleフォームはタッチパネル対応なので、パソコンに慣れていない方も簡単&短時間で回答できます

届いた「職業性ストレス簡易調査フォーム」の表紙が下の写真です。「フォームに記入」をタッチすると

タブレットでストレスチェックデモ(1)

googleフォームを使いタブレットでストレスチェックデモ実施(1)

次の画面が現れます。氏名、IDを入力して、「次へ」をタッチすると

タブレットでストレスチェックデモ(2)

googleフォームを使いタブレットでストレスチェックデモ実施(2)

回答開始です。タッチ入力です。

タブレットでストレスチェックデモ(3)

googleフォームを使いタブレットでストレスチェックデモ実施(3)

回答はスプレッドシートに自動的に保存されます。

Googleスプレッドシートに保存された回答結果

Googleスプレッドシートに保存された回答結果

ストレスチェックにGoogle フォームを使ってみる(1)でお示ししたように、関数を使って、「そうだ」、「まあそうだ」、「ややちがう」、「ちがう」等を数値に置き換えることができます。これをExcelやCSVファイルに変換し、ストレスチェックデモでお示しした厚労省のプログラムに入力(外部データを簡単に入力できます)して個人個人のストレスプロフィールをPDFファイルで出力することができます。100人くらいでしたら、所用時間は2時間以内です。

でもできれば、回答が終了した直後に結果を画面に出力したいですね。集団解析も自動化したいです。スプレッドシートにも、JavaScriptで書くマクロ機能があるので、現在勉強中です。できるだけ早く公開できるようにします。



実体験レポートービタミンC(2)

ビタミンCを体内で作れないのは、人、チンパンジー、ゴリラ、オラウータンなどの霊長類や鳥類の一部くらいで、多くの動物はビタミンCを自力で作り出すことができます。体の酸化を防ぎお肌を美しく保つために欠かせないビタミンCを自力で作ることができなくなったなんて、進化を逆走しているんじゃないと思われるかもしれませんね。霊長類は替わりにビタミンCより数倍も抗酸化作用を持ったある物質体内の抗酸化物質として蓄えるようになりました。よかったよかったのはずですが、ある物質とはあの『尿酸』なのです。尿酸って、プリン体を摂りすぎると増えてきて、痛風を引き起こす悪玉じゃないと思われるかもしれません。実は、尿酸には通風を引き起こす悪玉と抗酸化物質としての善玉の2つの顔があるのです。

血中尿酸値の正常範囲は7.0mg/dl以下で、この値を超えると、ビールの飲みすぎ!このままだと通風になるぞ!!と医者におどされます。下げることばかり強調されていますが、尿酸値が低すぎるのも問題なのではと最近の研究で指摘されるようになっています。
何故って、尿酸は強力な抗酸化物質なのですから。低すぎると認知症になりやすくなるのではないかと言われるようになっています。ここらあたりの話は改めてお話したいと思います。

NIH(アメリカ国立衛生研究所)のサイトを覗いてみると、ビタミンCは、抗酸化物質としての役割を持つほか、体内でのコラーゲン、L-カルニチンや特定の神経伝達物質の合成に必須なものと説明されています。L-カルニチンて何?という方が多いかと思いますが、L-カルニチンは脂肪酸代謝に欠かせないもので、脂肪の燃焼を促進します。


DHC カルニチン 60日分 300粒

昨日、今が旬の蓮根のきんぴらを食べました。季節を感じつつ、蓮根の成分表を見てみると、ビタミンC、ムチン、ポリフェノール、ミネラルが豊富なんですね。旬の食材の栄養成分と私でもできる簡単な調理法も載せたいななあと思っています。どんどん収拾がつかなくなっていきそうですが、頭を整理しながら少しずつ発信していきます。